応募要項 Application Information

趣 旨

進化する芸術工芸

「金沢・世界工芸コンペティション」は、“工芸の新しさ”を世界へ発信する国際コンペティションです。このコンペティションでは、工芸の世界で培われてきた技術を活かし、卓越したコンセプトやアイデアによって生まれた、表現力豊かな芸術作品を求めます。工芸的な技術を極めただけでなく、表現物として、時代のイメージや深層を鋭く捉えた芸術工芸作品を求めます。対象となる技法材料は、陶磁、金属、染織、漆、人形、木、竹、ガラス、革、七宝、紙、その他とします。新しい時代を予感させる作品の応募をお待ちしています。

応募資格
  • 国籍、年齢を問いません。
  • 個人またはグループで3年以内に制作され、未発表のもの。
応募点数
  • 1人(グループ・団体)につき1点(組)まで
募集対象
  1. 現代的な視点によって、これまで工芸が培ってきた固有の技法や材料を活かした、個性あふれる、表現力豊かな作品。

  2. 陶磁、金属、染織、漆、人形、木、竹、ガラス、革、七宝、紙、その他。
    またはそれらの組み合わせで制作された作品。

  3. 作品形体・サイズ
    作品形体:立体作品または平面作品。
    作品サイズ:縦、横、奥行の3辺のサイズの合計が300㎝以内。重量は50kg以内。
    ※平面作品の場合は額縁寸法・重量を含む
    ※額にはガラス、アクリルは入れないでください

募 集・
審査スケジュール
  1. 応募締切 2016年8月19日(金)必着 ※日本時間24時まで

  2. 1次審査 2016年9月上旬
    応募者より提出された作品写真と資料により1次審査を行い、入選作品を決定します。
    審査結果は入選者のみに通知いたします。

  3. 本審査 2016年10月中旬
    1次審査通過者は、作品を指定の期日に指定の場所に搬入または郵送してください。
    本審査を行い、入賞作品を決定します。

展覧会

入選並びに入賞作品は、2017年1月21日〜2月11日に金沢21世紀美術館 市民ギャラリーで 開催する「第3回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」にて展示いたします。

公募展:2017金沢・世界工芸コンペティション
会 期:2017年1月21日(土)~2月11日(土)10:00-18:00 ※会期中無休
会 場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA

関連企画1. 企画展「金沢の工芸 コレクション展」(仮題)
会 期:2017年1月21日(土)~2月11日(土)10:00-18:00 ※無休
会 場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB

関連企画2. トークイベント
日 程:2017年1月22日(日)(予定)
会 場:金沢21世紀美術館 シアター21(予定)
料 金:入場・参加無料

審査員

ロナルド・ラバコインディペンデント・キュレーター、
元ミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザイン キュレーター

チョ・ヘヨン2015清州国際工芸ビエンナーレ 展示芸術監督・キュレーター

唐澤 昌宏独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館 工芸課長

大樋 陶冶斎陶芸家、文化勲章受章者、日本芸術院会員

中川 衛金工作家、重要無形文化財 彫金 保持者

秋元 雄史金沢21世紀美術館 館長、東京藝術大学大学美術館 館長・教授

賞および副賞
大 賞
100万円(1点)
優秀賞
50万円(1点)
審査員特別賞
10万円(6点)

※大賞、優秀賞、審査員特別賞の受賞者は授賞式への出席をお願いいたします。
※大賞、優秀賞の受賞作家(グループの場合は代表1名)は、授賞式への出席とトークイベントへの登壇をお願いいたします。大賞、優秀賞受賞者には授賞式への出席とトークイベントへ登壇いただくために、滞在費または交通費の一部をお支払いいたします。

授賞式:2017年1月21日(土)
トークイベント:2017年1月22日(日)(予定)

応募申込

①応募申込締切
2016年8月19日(金)必着 ※日本時間24時まで

②応募方法・内容
応募者は以下の内容をご確認の上、お申込ください。

  • WEB応募フォームまたは応募申込用紙に必要事項を記入してください。プロフィール、作品情報、作品解説等を記入する必要があります。
  • 1枚のプロフィール画像(バストアップ写真)を送付してください。
  • 6枚の作品画像(図録掲載用に作品全体がわかる画像1枚、真正面から1枚、背面から1枚、左右から1枚ずつ、接写画像1枚)を送信してください。
    ※画像の形式:JPEG/サイズ(1枚につき):2MB〜10MB
  • 作品画像は審査会および、図録に使用します。

[WEBからの応募]

  • WEB応募フォームよりお申込いただけます。

    応募期間 2016年8月19日(金)必着 ※日本時間24時
    応募を締め切らせていただきました。
    多数のご応募ありがとうございました。

[郵送での応募]

  • 応募申込用紙と応募要項をお送りいたしますので受付係にご連絡ください。
  • 用紙による応募の場合は、応募申込書と作品画像6枚、プロフィール写真をCD1枚にいれ8月19日(金)必着で下記の宛先に郵送でお送りください。

      [送付先]
      〒920-0211 石川県金沢市湊4-48 
      金沢・世界工芸コンペティション受付係 宛

③応募申込料

  • 日本国内に居住の応募者の応募申込料は1点5,000円とします。
    ※海外に居住の応募者の応募申込料は無料です。
  • お申し込みの際、応募申込料を下記の口座に2016年8月19日(金)までに入金確認ができるように振り込んでください。
    ※振込手数料は応募者が負担してください。
    ※お振込完了後、応募申込料はいかなる理由においても返却いたしましません。

[応募申込料振込先] 
銀行名:北國銀行 
支店名:金沢市役所 普通口座 
口座番号:2959
口座名:金沢・世界工芸コンペティション受付係
(カナザワセカイコウゲイコンペティションウケツケガカリ)

1次審査

(画像による審査)

①画像による審査
 2016年9月上旬、審査員により作品画像と作品資料で審査を行います。

②結果通知・出品承諾

  • 1次審査の結果はホームページ上で発表いたします。
  • 1次審査を通過した作品が、本審査並びに展示の対象となります。
  • 1次審査通過者にのみ、結果通知と出品要領、出品承諾書を送付します。出品を承諾する者は出品承諾書を、出品要領に記載の期日までに、事務局宛に送付してください。
本審査
(作品による審査)

①作品による審査(1次審査通過者のみ)
2016年10月中旬、審査員により実物作品で審査を行います。
本審査では、入賞作品を決定します。入賞しなかった作品は入選となります。入選作品には、賞状等は授与されません。

②作品の送付について(1次審査通過者のみ)

  • 作品送付・搬入期間
    (国内からの出品者)
     作品送付期間:2016年10月18日(火)、19日(水)(予定)
     送付先:〒920-0226 石川県金沢市粟崎町4丁目80−1 金沢市ものづくり会館
     ※直接搬入の場合:2016年10月18日(火)、19日(水)10時から16時まで(予定)
    (海外からの出品者)
     作品送付期間:海外 2016年10月3日(月)~7日(金)(予定)
     送付先:指定空港(関西国際空港・中部国際空港)に送付(予定)

作品送付・搬入にあたり(国内・海外共通)

  • 出品承諾書を送付した者は、実物作品を指定の期日・場所までに送付・搬入してください。
    期日・場所は出品要領に記載します。
  • 作品送付の経費は出品者の負担とします。
  • 作品は出品者の責任において必ず作品が輸送に耐え得る箱またはケースに梱包して送付してください。
  • 直接搬入の場合でも作品が輸送に耐え得る箱またはケースに梱包してください。
  • 梱包されていない状態での搬入は受け付け出来ません。
  • 輸送中の破損については、開催委員会では責任を負いません。必要な場合は出品者で保険を付与してください。
  • 作品の開梱・検品は、搬入日に行います。開梱時に、破損等があった場合には、開催委員会より連絡しますので、修復や保険対応等の事後処理は出品者でお願いします。
  • 輸送中の破損により、本審査や展覧会に出品できなかった場合の責任は一切負いません。
  • 1次審査を通過した作品と違うものを送付した場合は失格とし、本審査及び展示の対象といたしません。
  • 本審査並びに展覧会では、作品は提出いただいた作品画像に基づいて設置しますが、組立等に注意を要する場合は、スケッチや指示書を出品承諾書及び作品にそれぞれ添付しておいてください。
  • 作品の取扱いは開催委員会の指定する専門業者により厳重に行いますが、複雑な組立等の指示があった場合、本審査や展覧会で組立に支障があっても、開催委員会は責任を負いません。

作品送付にあたり(海外からの出品者のみ)
※以下は海外からの出品者のみ適用します。

  • 作品は、展覧会終了後の返却を前提とした通関を行います。
  • CIF価格10,000円以上の作品は、郵便及び国際宅急便で送付しないでください。輸入税を考慮した通関ができません。仮に通関できたとしても、日本での輸出時に輸入税が発生する場合があります。この場合の輸入税は出品者が負担するものとします。CIF価格とは、作品の価格に運賃及び保険料を加えた合計の価格です。
  • 通関に際し、通関料や日本国内における輸送料が発生した場合は、開催委員会で負担します。
  • 通関に際し、INVOICEに、必要事項が記載されていなかったり、出品申込書と違う価格が記載されていた場合は、通関できないことがあります。
    必ず、必要事項を記入し出品申込書と同じ価格を記載してください。
  • INVOICEの記載内容の不備により通関できず、本審査や展覧会に出品できなかった場合、開催委員会は一切の責任を負いません。
  • 海外からの出品者で、作品を出品者もしくは出品者の指定する人が持参し、入国の際の関税や通関料、作品送付に際しての日本国内における輸送料が発生した場合は、出品者の負担とします。その経費は開催委員会では負担いたしません。
  • 代理人による送付手続きを行う場合でも、開催委員会との連絡は、出品者本人とします。
  • 梱包材に未熱処理木材(木箱)を使用しないでください。木材を使用する場合は「熱処理または燻蒸証明」が必要になります。開催委員会宛に送付の際は可能であっても、返却の際、送られてきた時の木材(木箱)を使用する場合に、「燻蒸処理」が必要になり、この手間と経費を開催委員会では負担することが出来ないのがその理由です。(但し合板の使用に関してはこの限りではありません。)
  • ワシントン条約:動植物性の素材を使用した作品は期間内に通関できない場合がありますので、ご注意してください。

③結果発表と通知

  • 本審査の結果は、ホームページ上で発表します。
  • 入賞者のみに書面で通知します。発送は概ね審査会終了後2週間後となります。

④講評会
本審査会翌日に、審査員による講評会を開催します。時間、会場等の詳細が決まりましたらホームページに掲載いたします。

展示・図録・
作品管理・作品返却

①展 示
本審査の出品作品はすべて「第3回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」で展示します。

②図 録

  • 本審査の出品作品を掲載した図録を発行します。
  • 1次審査を通過しても、本審査に出品がなかった場合は掲載しません。
  • 図録は、本審査出品者全員に1人(グループ・団体)につき1冊を贈呈します。

③出品作品の管理

  • 出品物には、作品受付後返却までの期間中、開催委員会において保険を付与し、開梱・展示等の作品の取扱いについては開催委員会の指定する専門業者により最善の注意を払いますが、天災地変等の不可抗力による場合は賠償責任を負いません。
  • 出品作品の保険付保額算定のため、必ず作品の価格を設定願います。
  • 作品にかかる知的財産権は、すべて出品者本人に帰属します。但し、知的財産権の使用に関しては、以下のとおりとします。

    • a. 開催委員会及び地方公共団体等の公的機関が広報活動や展示を行う場合、出品作品の知的財産権を使用することができるものとします。
    • b. 出品者より送られた作品画像は、図録、ポストカード、ポスター等の印刷物及び 広報物を制作する場合に、使用することができるものとします。
    • c. 使用の期間については、特に制限を設けないものとします。
    • d. 提示された作品画像に関して、その使用目的以外のいわゆる営利を目的とした使用が想定される場合は、使用を希望する者と出品者の双方で協議するものとします。
    • e. 入賞・入選作品については、開催委員会で再撮影して使用する場合もあります。
    • f. 会場における模写・撮影は、報道や開催委員会が記録用として行う場合以外は原則として禁止します。
  • ④作品の返却(国内)

    • 展示終了後、開催委員会が委託する運送業者によって返送します。作品は、開催委員会が指定する専門の美術品梱包業者により厳重に梱包し返送しますが、万一開封後破損等の事故があった場合は、配送した運送業者に申し立ててください。開催委員会では、事故確認ができませんので対応できません。
    • 国内からの出品者への作品返却については、返送料並びに保険料は出品者の着払いとします。但し、梱包に係る経費は開催委員会で負担します。

    ⑤作品の返却(海外)

    • 海外からの出品者への作品返却については、出品者の在住する国の国際空港までの諸経費のみは開催委員会が負担します。
    • 出品者の国の通関並びに国際空港から戸口までの経費は、出品者の負担となります。
    • 出品者の国の通関並びに国際空港から戸口までの経費負担を拒否し、作品を返却できなくなった場合は、その場で作品を廃棄することになりますので、あらかじめご了承ください。
    • 海外からの出品者で、返送先が日本国内となる場合は、返送料並びに保険料は受取人の着払いとなります。開催委員会が、作品受取りの際に通関料や日本国内における輸送料を負担していた場合は、その経費を受取人に請求することもありますのでご了承ください。
    • 出品者が返却を拒否する場合は、作品を開催委員会にて廃棄しますので、出品承諾の際にその旨を同意していただきます。
    • 作品の返却は、展覧会終了後、概ね1ヶ月半後となります。
お問い合せ

質問は、日本語もしくは英語による書面またはFAX、E-mailで、下記開催委員会事務局まで送付してください。海外からのご質問に、国名がわからなくて返信できないケースがあります。国名は必ず明記してください。

  • 長い文面の質問にはお答えできません。A4版1枚までとします。
  • 質問には、事務局内部で審議の上、回答します。このため、質問を受け取ってから回答するまでに1週間~2週間かかりますのであらかじめご了承ください。
  • 電話でのお問い合せには、一切お応えできません。
  • 審査は審査員によって厳正に行います。審査結果、入落選の理由等のお問い合わせには応じません。

FAX:076-237-2299
E-mail:apply@kanazawa-kogeitriennale.com
住所:〒920-0211 石川県金沢市湊4-48
金沢・世界工芸コンペティション受付係 宛
ホームページ:http://www.kanazawa-kogeitriennale.com