イベント

シンポジウム「工芸的ネットワーキング」

第1回金沢・世界工芸トリエンナーレの各キュレーターが、同展のテーマである「工芸的ネットワーキング」をどのように解釈し、どのような観点から作家を選出し、どのようなメッセージを込めたかを発表します。さらに、パネリスト全員で新しい工芸の可能性や工芸的ネットワーキングについて討論します。

  • 日時=2010年5月8日(土)13:00 ~ 15:20(12:30開場)
  • 会場=金沢21世紀美術館 シアター21
  • 料金=無料 参加方法=当日受付

先着100名(当日10:00より会場前にて整理券を配布いたします。)

パネリスト

モデレーター

秋元雄史(金沢21世紀美術館 館長)

ワークショップ 「KUTANI SEAL WORKSHOP」

九谷焼シールを切ったり貼ったりして気軽に楽しく九谷焼を作ろう!

九谷焼には転写(=SEAL)という技術があります。あらかじめ印刷された文様を、シールのように器に貼付け同じ製品を量産する技術です。 手描きを第一とする長右衛門窯では使わない技術ですが、多くの九谷焼で使用されています。この転写技術を使って一緒に遊んでみようというのが、『KUTANI SEAL WORKSHOP』です。

  • 日時=2010年5月29日(土)13:00 ~ 18:00 (17:00受付締め切り)
  • 会場=リファーレ 2F
  • 料金=3,500円(材料費、送料込み)
  • 定員=30人
  • 参加方法=当日随時受付 (ただし、材料がなくなり次第受付を終了させていただきます。)
  • 企画=KUTANI SEAL PROJECT(上出惠悟+丸若屋)

※出来上がった作品は焼成して後日お届けします。

レクチャー「日本の工芸の世界化は可能か?」

平成21年度文化庁委託の調査事業「文化発信戦略に関する調査研究」で座長を務めた青柳正規氏が国内外における近代工芸のニーズ調査と研究踏まえ、工芸の将来像や海外戦略を考えます。

  • 日時=2010年6月12日(土)16:00〜17:30(開場15:45)
  • 会場=金沢21世紀美術館 レクチャーホール
  • 定員=当日先着80名(事前申し込み不要)
  • 料金=無料
  • 講師=青柳正規(独立行政法人国立美術館理事長、国立西洋美術館長)

関連イベント 二十一世紀塾 二〇一〇「KOGEI、いろいろ ~芸術のなかの工芸、生活のなかの工芸、産業のなかの工芸、地域のなかの工芸 」

第1部では、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館を経て、現在ニューヨークのジャパン・ソサエティ・ギャラリーのディレクターを務める、日本工芸の専門家ジョー・アールが、近現代の日本の工芸についてお話しします。

第2部では、金沢・世界工芸トリエンナーレの出品作家より、金沢、加賀の中堅、若手作家がパネリストとして加わり、ディスカッションを行います。今の工芸について作家はどのように思っているか、その中で自分の仕事をどのように位置づけているかについて語り合う中で、工芸の様々な側面が現れてくるでしょう。それを国際的な批評の俎上にのせながら、金沢の工芸の今後の展開を模索します。

  • 日時=平成22年6月19日(土) 16:00~ (15:30開場)
  • 会場=金沢21世紀美術館 シアター21
  • 料金=前売 800円、当日1,000円(全席自由、1ドリンク付)
  • ゲストスピーカー= ジョー・アール(ジャパン・ソサエティ・ギャラリー(NY)ディレクター)
  • モデレーター=秋元雄史(金沢21世紀美術館 館長)
  • パネリスト= 原智(予定)、中田博士、田中信行、辻和美、山村慎哉(出品作家)
  • 主催= 金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]
  • お問い合わせ=金沢21世紀美術館 交流課(076-220-2811)

※最新情報は、金沢21世紀美術館のウェブサイトやチラシをご覧ください。