応募要項
Application Information
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趣 旨
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「金沢・世界工芸コンペティション」は、“工芸の新しさ”を世界へ発信する国際コンペティションです。このコンペティションでは、工芸の世界で培われてきた技術を活かし、卓越したコンセプトやアイデアによって生まれた、表現力豊かな芸術作品を求めます。今回は「工芸が想像するもの」をテーマに、工芸的視座から現代的な表現の深層を鋭く捉えた作品を期待します。新たに35歳未満の方を対象とした次世代賞を創設し、若手の果敢な挑戦を応援します。対象となる技法材料は、陶磁、金属、染織、漆、人形、木、竹、ガラス、革、七宝、紙、その他とします。新しい時代を予感させる作品の応募をお待ちしています。
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展覧会
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1次審査通過作品および入賞作品は、2022年11月13日(日)~11月30日(水)に金沢21世紀美術館 市民ギャラリーで開催する「第5回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」にて展示いたします。
公募展 : 2022 金沢・世界工芸コンペティション
会 期 : 2022年11月13日(日)~11月30日(水) 10:00-18:00 ※会期中無休
会 場 : 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA -
応募資格
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- 国籍、年齢を問いません。
- 個人またはグループで2019年以降に制作され、未発表のもの。他の公募展に未出品のもの。
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応募点数
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- 1人(グループ・団体)につき1点(組)までとします。
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募集対象
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現代的な視点によって、これまで工芸が培ってきた固有の技法や材料を活かし、個性あふれる、表現力豊かな作品。
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陶磁、金属、染織、漆、人形、木、竹、ガラス、革、七宝、紙、その他の分野の作品。またはそれらの組み合わせで制作された作品。
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作品形体・サイズ
作品形体:立体作品または平面作品。
作品サイズ:縦、横、奥行の3辺のサイズの合計が350㎝以内。重量は50kg以内。
※平面の場合は額縁寸法・重量を含む。
※額にはガラス、アクリルは入れないでください。
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募 集・
審査スケジュール -
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応募締切
2022年4月13日(水)必着 ※日本時間23時59分まで -
1次審査
2022年5月中旬
応募者より提出された作品写真と資料により1次審査を行い、入選作品を決定します。
審査結果は入選者のみに通知いたします。 -
本審査
2022年7月31日(日)
1次審査通過者は、作品を指定の期日に指定の場所に搬入または郵送してください。
本審査を行い、入賞作品を決定します。
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審査員
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イゾベル・デニス(英国)
コレクト フェアディレクター(英国クラフト・カウンシル)モニカ・ビンチク(米国)
メトロポリタン美術館アジア美術部日本工芸ダイアン・アンド・アーサー・アビー・アソシエイト・キュレーターチョ・ヘヨン(韓国)
統営国際トリエンナーレ キュレーター、国際陶芸アカデミー(IAC)会員林曼麗(台湾)
財団法人国家文化芸術基金会 理事長、国立台北教育大学 名誉教授、元国立故宮博物院 院長唐澤昌宏(日本)
国立工芸館長青柳正規(日本)
石川県立美術館長、多摩美術大学 理事長、元文化庁長官長谷川祐子(日本)
金沢21世紀美術館 館長、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教授大樋陶冶斎(日本)
陶芸家、文化勲章受章者、日本芸術院会員中川衛(日本)
金工作家、重要無形文化財「彫金」保持者 -
賞および副賞
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- 大賞
- 100万円(1点)
- 準大賞
- 50万円(1点)
- 審査員特別賞
- 20万円(3点)
- 次世代賞
- 10万円(2点)
※次世代賞は本審査が実施される2022年7月末時点で35歳未満の者を対象とします。
(生年月日が1987年8月1日以降の者。なお、団体の場合は、全員が年齢要件を満たす必要があります。)
※授賞式、トークイベントは、2022年11月13日(日)に実施の予定です。
※受賞者は授賞式への出席をお願いいたします。
※大賞、準大賞の受賞者(グループの場合は代表1名)は、授賞式への出席に加えトークイベントへの登壇をお願いいたします。出席と登壇のための滞在費または交通費の一部をお支払いいたします。 -
関連企画
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企画展「工芸が想像するもの」
会 期:2022年11月13日(日)~11月30日(水) 10:00-18:00 ※無休
会 場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB
料 金:入場無料
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応募申込
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①応募申込締切
2022年4月13日(水)必着 ※日本時間23時59分まで
②応募方法・内容
応募者は以下の内容をご確認の上、お申込ください。
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WEBエントリーフォームまたは応募申込用紙に必要事項を記入して下さい。プロフィール、作品情報、作品解説等を記入する必要があります。
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1枚のプロフィール画像(バストアップ写真)を送信してください。
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作品画像はなるべく複数枚(カタログ掲載用に作品全体がわかる画像1枚、正面から1枚、背面から1枚、左右側面から1枚ずつ、接写画像1枚、その他2枚)を送信してください。また、装身具は身につけた状態の画像1枚も送信してください。
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応募作品以外で、近年の代表作3点以内の作品画像1枚ずつを参考作品画像として送信してください。
※画像の形式:JPEG/サイズ(1枚につき):15MBまで -
作品画像は審査会および、カタログに使用します。
[WEBからの応募]
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エントリーフォームでアカウントを作成してください。
ご自身のアカウントにログインいただき、応募者情報と応募作品を登録してください。
登録情報は締め切り日(2022年4月13日)まで編集可能です。
[郵送での応募]
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応募用紙をダウンロードして、必要事項をご記入ください。
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プロフィール画像、作品画像、近年の代表作画像をCD1枚にいれてください。応募用紙とCDを2022年4月13日(水)必着で下記の宛先に郵送でお送りください。
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ダウンロードできない場合は、応募用紙と応募要項をお送りしますので事務局にご連絡ください。
[送付先]
〒920-0211
石川県金沢市湊4-48
金沢・世界工芸コンペティション受付係 宛
③応募申込料
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日本国内に居住の応募者の応募申込料は1点5,000円とします。
※海外に居住の応募者の応募申込料は無料です。 -
お申し込みの際、応募申込料を下記の口座に2022年4月13日(水)までに入金確認ができるように振り込んでください。
※振込手数料は応募者が負担してください。
※振込完了後、応募申込料はいかなる理由においても返却しません。
[応募申込料振込先]
銀行名:北國銀行
支店名:金沢市役所 普通口座
口座番号:9581
口座名:金沢・世界工芸コンペティション受付係
(カナザワセカイコウゲイコンペティションウケツケガカリ) -
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1次審査
(画像による審査) -
①画像による審査
2022年5月中旬、審査員により作品画像と作品資料で審査を行います。
②結果通知・出品承諾
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1次審査の結果は本ウェブサイト上で発表いたします。
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1次審査を通過した作品が、本審査および展示の対象となります。
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1次審査通過者にのみ、結果通知と出品要領、出品承諾書を送付します。出品を承諾する者は出品承諾書を、出品要領に記載の期日までに、事務局宛に送付してください。
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本審査
(作品による審査) -
①作品による審査(1次審査通過者のみ)
2022年7月31日(日)、審査員により実物作品で審査を行います。
※新型コロナウイルス感染症等の影響により、審査方法を変更する場合があります。
本審査では、入賞作品を決定します。入賞しなかった作品は入選となります。入選作品には、賞状等は授与されません。
②作品の送付について(1次審査通過者のみ)
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作品送付・搬入期間
(海外からの出品者)
作品送付期間:海外 2022年6月27日(月)~7月1日(金)(予定)
送付先:指定空港に送付(予定)(国内からの出品者)
作品送付期間:2022年7月23日(土)、24日(日)(予定)
送付先:1次審査通過のご案内時に送付場所をお知らせします。
※直接搬入の場合:2022年7月23日(土)、24日(日)10時から16時まで(予定)
国内からの作品送付・搬入について
- 出品承諾書を送付した者は、実物作品を指定の期日・場所までに送付・搬入してください。
期日・場所は出品要領に記載します。 - 作品送付の経費は出品者の負担とします。
- 作品は出品者の責任において必ず作品が輸送に耐え得る箱またはケースに梱包して送付してください。
- 直接搬入の場合でも作品が輸送に耐え得る箱またはケースに梱包してください。
- 梱包されていない状態での搬入は受け付け出来ません。
- 輸送中の破損については、開催委員会では責任を負いません。必要な場合は出品者で保険を付与してください。
- 作品の開梱・検品は、搬入日に行います。開梱時に、破損等があった場合には、開催委員会より連絡しますので、修復や保険対応等の事後処理は出品者でお願いします。
- 輸送中の破損により、本審査や展覧会に出品できなかった場合の責任は一切負いません。
- 1次審査を通過した作品と違うものを送付した場合は失格とし、本審査及び展示の対象といたしません。
- 本審査および展覧会では、作品は提出いただいた作品画像に基づいて設置しますが、組立等に注意を要する場合は、スケッチや指示書を出品承諾書及び作品にそれぞれ添付しておいてください。
- 作品の取扱いは開催委員会の指定する専門業者により厳重に行いますが、複雑な組立等の指示があった場合、本審査や展覧会で組立に支障があっても、開催委員会は責任を負いません。
海外からの作品送付について
以下は海外からの出品者にのみ適用します。- 作品は、展覧会終了後の返却を前提とした通関を行います。
- CIF価格10,000円以上の作品は、郵便及び国際宅急便で送付しないでください。輸入税を考慮した通関ができません。仮に通関できたとしても、日本での輸出時に輸入税が発生する場合があります。この場合の輸入税は出品者が負担するものとします。郵便及び国際宅急便で送付された場合、返却時では、輸入貨物ではなく日本国内にある貨物として扱われるため、返却時の通関が煩雑もしくは不可能になります。CIF価格とは、作品の価格に運賃及び保険料を加えた合計の価格です。
- 通関に際し、通関料や日本国内における輸送料が発生した場合は、開催委員会で負担します。
- 通関に際し、INVOICEに、必要事項が記載されていなかったり、出品申込書と違う価格が記載されていた場合は、通関できないことがあります。必ず、必要事項を記入し出品申込書と同じ価格を記載してください。
- INVOICEの記載内容の不備により通関できず、本審査や展覧会に出品できなかった場合、開催委員会は一切の責任を負いません。
- 海外からの出品者で、作品を出品者もしくは出品者の指定する人が持参し、入国の際の関税や通関料、作品送付に際しての日本国内における輸送料が発生した場合は、出品者の負担とします。その経費は開催委員会では負担いたしません。
- 代理人による送付手続きを行う場合でも、開催委員会との連絡は、出品者本人とします。
- 梱包材に未熱処理木材(木箱)を使用しないでください。木材を使用する場合は「熱処理または燻蒸証明」が必要になります。開催委員会宛に送付の際は可能であっても、返却の際、送られてきた時の木材(木箱)を使用する場合に、「燻蒸処理」が必要になり、この手間と経費を開催委員会では負担することが出来ないのがその理由です。(但し合板の使用に関してはこの限りではありません。)
- 中国、アメリカ及び個人輸入規制の厳しい国からの出品作品は EMS にて返却します。よって、梱包は各国の EMS で送付可能なサイズにしてください。
- ワシントン条約:動植物性の素材を使用した作品は期間内に通関できない場合があります。加えて、返却時に日本側の通関ができなかったり、受取側での通関ができなかったり、受取側の通関の際に費用が発生する場合があるので、注意してください。
③結果発表と通知
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本審査の結果は、本ウェブサイト上で発表します。
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入賞者のみに書面で通知します。発送は概ね審査会終了後2週間後となります。
④講評会
本審査会当日に、審査員による講評会を開催します。時間、会場等の詳細が決まりましたら本ウェブサイトに掲載いたします。
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展示・カタログ・
作品管理・作品返却 -
①展示
本審査を通過した作品は、原則すべて「第5回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」で展示します。ただし、出品規定に則していないなどの場合は、展示の対象としません。
②カタログ
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本審査の出品作品を掲載したカタログを発行します。
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カタログは、出品者全員に1人(グループ・団体)につき1冊を贈呈します。
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展覧会会期終了後に販売予定です。
③出品作品の管理
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出品物には、作品受付後返却までの期間中、開催委員会において保険を付与し、開梱・展示等の作品の取扱いについては開催委員会の指定する専門業者により最善の注意を払いますが、天災地変等の不可抗力による場合は賠償責任を負いません。
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出品作品の保険付保額算定のため、必ず作品の価格を設定願います。
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作品にかかる知的財産権は、すべて出品者本人に帰属します。但し、知的財産権の使用に関しては、以下のとおりとします。
- a. 開催委員会及び地方公共団体等の公的機関が広報活動や展示を行う場合、出品作品の知的財産権を使用することができるものとします。
- b. 出品者より送られた作品画像は、カタログ、ポストカード、ポスター、チラシ等の印刷物及び広報物を制作する場合に、使用することができるものとします。
- c. 使用の期間については、特に制限を設けないものとします。
- d. 提示された作品画像に関して、その使用目的以外のいわゆる営利を目的とした使用が想定される場合は、使用を希望する者と出品者の双方で協議するものとします。
- e. 入賞・入選作品については、開催委員会で再撮影して使用する場合もあります。
- f. 会場における模写・撮影は、報道や開催委員会が記録用として行う場合以外は原則として禁止します。
④作品の返却(国内)
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展示終了後、開催委員会が委託する運送業者によって返送します。作品は、開催委員会が指定する専門の美術品梱包業者により厳重に梱包し返送しますが、万一開封後破損等の事故があった場合は、配送した運送業者に申し立ててください。開催委員会では、事故確認ができませんので対応できません。
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国内からの出品者への作品返却については、返送料および保険料は出品者の負担となります。但し、梱包に係る経費は開催委員会で負担します。展覧会終了後、登録メールアドレス宛に、輸送費の見積金額が送付され、後日、改めて請求書の送付がありますので入金してください。入金確認後、返送手続きが開始されます。入金が確認できない場合は、作品を相当期間保管した後、廃棄します。
⑤作品の返却(海外)
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海外からの出品者への作品返却については、出品者の在住する国の国際空港までの諸経費のみは開催委員会が負担します。
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出品者の国の通関および国際空港から戸口までの経費は、出品者の負担となります。
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出品者の国の通関および国際空港から戸口までの経費負担を拒否し、作品を返却できなくなった場合は、その場で作品を廃棄することになりますので、あらかじめご了承ください。
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海外からの出品者で、返送先が日本国内となる場合は、返送料および保険料は受取人の着払いとなります。開催委員会が、作品受取りの際に通関料や日本国内における輸送料を負担していた場合は、その経費を受取人に請求することもありますのでご了承ください。
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出品者が返却を拒否する場合は、作品を開催委員会にて廃棄しますので、出品承諾の際にその旨を同意していただきます。
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作品の返却は、展覧会終了後、概ね1ヶ月半後となります。
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お問い合せ
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質問は、日本語もしくは英語による書面またはE-mail、FAXで、下記事務局まで送付してください。海外からのご質問に、国名がわからなくて返信できないケースがあります。国名は必ず明記してください。
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長い文面の質問にはお答えできません。A4版1枚までとします。
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質問には、事務局内部で審議の上、回答します。このため、質問を受け取ってから回答するまでに1週間~2週間かかりますのであらかじめご了承ください。
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電話でのお問い合せには、一切お応えできません。
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審査は審査員によって厳正に行います。審査結果、入落選の理由等のお問い合わせには応じません。
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新型コロナウイルス感染症の影響等により内容を変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
E-mail:apply@kanazawa-kogeitriennale.com
FAX:076-237-2299
宛先:920-0211
石川県金沢市湊4-48
金沢・世界工芸コンペティション受付係 宛
ウェブサイト:https://www.kanazawa-kogeitriennale.com主催:金沢・世界工芸トリエンナーレ開催委員会
共催:金沢市、金沢市工芸協会、一般社団法人金沢クラフトビジネス創造機構 -