応募要項
金沢市では1989年から「金沢工芸大賞コンペティション」を開催するとともに、1995年の「世界工芸都市宣言」以降、世界に向けた工芸文化の継承と発信のため、「世界工芸都市会議・金沢」や、「世界工芸コンペティション」を開催しています。
「金沢・世界工芸コンペティション」は、金沢から“工芸の新しさ”を世界へ発信する国際コンペティションです。このコンペティションでは、工芸の世界で培われてきた技術を活かし、卓越したコンセプトやアイデアによって生まれた表現力豊かな芸術作品を求めます。また、工芸の未来に向けて、工芸的視座から現代的な表現の深層を鋭く捉えた作品を期待します。35歳未満の方を対象とした次世代賞では、前回に引き続いて若手の果敢な挑戦を応援します。対象となる技法材料は、陶磁、金属、染織、漆、木、竹、ガラス、人形、革、七宝、紙、その他とします。新しい時代を予感させる作品の応募をお待ちしています。
主催:金沢・世界工芸トリエンナーレ開催委員会
共催:金沢市、金沢市工芸協会、一般社団法人金沢クラフトビジネス創造機構
入選作品および受賞作品は、2025年11月8日(土)~11月26日(水)に金沢21世紀美術館 市民ギャラリーで開催する「第6回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」にて展示します。
公募展 :
2025金沢・世界工芸コンペティション
会期 :
2025年11月8日(土)~11月26日(水)10:00-18:00 ※会期中無休
会場 :
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA・B
- 国籍、年齢を問いません。
- 個人またはグループで2022年以降に制作され、未発表のもの。他の公募展に未出品のもの。
- 1人(グループ・団体)につき1点(組)までとします。
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現代的な視点によって、これまで工芸が培ってきた固有の技法や材料を活かし、個性あふれる、表現力豊かな作品。
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陶磁、金属、染織、漆、木、竹、ガラス、人形、革、七宝、紙、その他の分野の作品。またはそれらの組み合わせで制作された作品。
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作品形体およびサイズ
作品形体:立体作品または平面作品。
作品サイズ:縦、横、奥行の3辺のサイズの合計が350㎝以内。重量は50kg以内。
※平面の場合は額縁寸法・重量を含みます。
※額にはガラス、アクリルは入れないでください。
審査スケジュール
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応募締切
2025年4月16日(水)必着 ※日本時間23:59まで
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1次審査
2025年5月中旬
応募者より提出された作品画像と作品資料により1次審査を行い、入選作品を決定します。
審査結果は入選者のみに通知します。
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本審査
2025年7月27日(日)
1次審査通過者は、作品を指定期日に指定場所へ送付または搬入してください。
本審査を行い、受賞作品を決定します。
モニカ・ビンチク (米国)
メトロポリタン美術館アジア美術部日本工芸ダイアン・アンド・アーサー・アビー・キュレーター
チョ・ヘヨン (韓国)
韓国アート・アンド・デザイン協会 会長
林曼麗 (台湾)
国立台北教育大学 名誉教授、北師美術館 創設者・総合プロデューサー、元国立故宮博物院 院長
唐澤昌宏 (日本)
国立工芸館長
青柳正規 (日本)
石川県立美術館長、多摩美術大学 理事長、元文化庁長官
山村慎哉 (日本)
金沢美術工芸大学 学長
中川衛 (日本)
金工作家、重要無形文化財「彫金」保持者
十一代 大樋長左衛門(年雄) (日本)
美術家、ロチェスター工科大学 客員教授
※次世代賞は本審査が実施される2025年7月末時点で35歳未満の者を対象とします。(生年月日が1990年8月1日以降の者。なお、団体の場合は、全員が年齢要件を満たす必要があります。)
※授賞式、トークイベントは、2025年11月8日(土)に実施予定です。
※受賞者は授賞式への出席をお願いします。
※大賞、準大賞の受賞者(グループの場合は代表1名)は、授賞式への出席に加えトークイベントへの登壇をお願いします。出席と登壇のための滞在費または交通費の一部を開催委員会が負担します。
①応募申込締切
2025年4月16日(水)必着 ※日本時間23:59まで
②応募方法・内容
応募者は以下の内容をご確認の上、申し込みください。
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ウェブサイト上のエントリーフォームに必要事項を登録してください。応募者情報、応募作品情報等を記入する必要があります。
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1枚の応募者本人画像(バストアップ写真)を送信してください。
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応募作品画像は複数枚(図録掲載用に作品全体がわかる正面画像1枚、背面画像1枚、左右側面画像各1枚、接写画像1枚、任意でその他画像)を送信してください。また、装身具は身につけた状態の画像1枚も送信してください。各画像は撮影方向がわかるように表示の上、送信してください。
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応募作品以外に近年の代表作品画像を送信してください。代表作品は3点までとします。
※ 画像の形式:JPEG、サイズ(1枚につき):10MBまで(350dpi程度)
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作品画像は審査会および、展覧会カタログに使用します。
ウェブサイトでの応募
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エントリーフォームでアカウントを作成してください。
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アカウントにログインし、応募作品フォームで応募者情報と応募作品情報を登録してください。登録情報は2025年4月16日(水)まで編集可能です。
郵送での応募
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ウェブサイト上の応募要項ページで応募用紙をダウンロードして、必要事項をご記入ください。ダウンロードできない場合は、応募用紙と応募要項を送付するので受付係に連絡してください。
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応募者本人画像、応募作品画像、近年の代表作品画像をCD1枚にいれてください。応募用紙とCDを2025年4月16日(水)必着で下記送付先に郵送してください。
送付先:
〒920-0211 石川県金沢市湊4-48
金沢・世界工芸コンペティション受付係 宛
③応募申込料
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日本国内に居住の応募者の応募申込料は1点7,000円とします。
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海外に居住の応募者の応募申込料は無料です。
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申し込みの際、2025年4月16日(水)までに応募申込料を下記口座に振り込みください。
※振込手数料は応募者負担です。
※振込完了後、応募申込料はいかなる理由においても返却しません。
※期限後に振り込みがあっても応募申込は受け付けません。
応募申込料振込口座
銀行名:
北國銀行
支店名:
金沢市役所 普通口座
口座番号:
9581
口座名:
金沢・世界工芸コンペティション受付係
(カナザワセカイコウゲイコンペテイシヨンウケツケガカリ)
(画像による審査)
①画像による審査
2025年5月中旬、審査員により作品画像と作品資料で審査を行います。
②結果通知・出品承諾
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1次審査結果は本ウェブサイト上で発表します。
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1次審査通過作品が、本審査および展示対象になります。
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1次審査通過者にのみ、結果通知と出品要領の送付、出品承諾フォームへの案内をメールで連絡します。出品承諾する者は出品要領記載の期日までに出品承諾フォームに必要事項を登録してください。
(作品による審査)
①作品による審査 (1次審査通過者のみ)
2025年7月27日(日)、審査員により実物作品で審査を行います。
本審査では、受賞作品を決定します。受賞作品以外は入選作品になります。
入選作品には、賞状等は授与されません。
②作品の送付について (1次審査通過者のみ)
作品送付先・搬入期間
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(国内居住の出品者)
作品送付期間:
2025年7月19日(土)および20日(日)(予定)
※直接搬入の場合は、同日10:00〜16:00(予定)
送付先:1次審査通過の案内時に送付場所を通知します。
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(海外居住の出品者)
作品送付期間:
2025年6月23日(月)~6月27日(金)(予定)
送付先:指定空港に送付(予定)
国内居住者の作品送付・搬入について
- 出品承諾フォームの情報登録後、実物作品を指定期日に指定場所へ送付または搬入してください。期日と場所は出品要領に記載します。
- 作品送付の経費は出品者負担です。
- 作品は出品者の責任において必ず作品が輸送に耐え得る箱またはケースに梱包して送付してください。
- 直接搬入の場合でも作品が輸送に耐え得る箱またはケースに梱包してください。
- 梱包されていない状態での搬入は受け付けしません。
- 輸送中の作品破損については、開催委員会は一切責任を負いません。必要に応じて出品者が作品に保険を付与してください。
- 作品の開梱・検品は、搬入日に行います。開梱時に破損等があった場合には、開催委員会より連絡します。修復や保険対応等の事後処理は出品者が対応します。
- 輸送中の破損により本審査や展覧会に出品できなかった場合の責任は一切負いません。
- 1次審査通過作品と異なる作品を送付した場合は失格とし、本審査および展示対象にしません。
- 本審査および展覧会では、提出された作品画像に基づいて作品設置します。組立等に注意を要する場合は、スケッチや指示書を出品承諾時と作品送付時にそれぞれ添付してください。
- 作品の取り扱いは開催委員会の指定する専門業者により厳重に行います。複雑な組立等の指示があった場合、本審査や展覧会で組立に支障があっても開催委員会は責任を負いません。
海外居住者の作品送付について
以下は海外居住の出品者にのみ適用します。
- 作品は、展覧会終了後の返却を前提とした通関を行います。
- CIF価格1万円以上の作品は、郵便および国際宅急便で送付しないでください。輸入関税を考慮した通関ができません。仮に通関できたとしても、日本から輸出時に輸入関税が発生する場合があります。この場合の輸入関税は出品者が負担します。これを無視して作品を郵便および国際宅急便で送付した場合、返却時には輸入貨物ではなく日本国内にある貨物として扱われるため、返却時の通関が煩雑もしくは不可能になります。CIF価格とは、作品価格に運賃および保険料を加えた合計価格です。
- 通関に際し、通関料や日本国内における輸送料が発生した場合は開催委員会で負担します。
- 通関に際し、インボイスに必要事項が記載されていない場合、出品承諾フォーム登録情報と異なる価格が記載されていた場合は、通関できないことがあります。必ず必要事項をすべて記入し、出品承諾フォーム登録情報と同じ価格を記載してください。
- インボイスの記載内容不備により通関できず、本審査や展覧会に出品できなかった場合、開催委員会は一切の責任を負いません。
- 海外居住の出品者で、作品を出品者もしくは出品者指定の代理人が持参し、入国時の輸入関税や通関料、日本国内における輸送料が発生した場合は、出品者の負担とします。その経費は開催委員会では負担しません。
- 代理人が作品送付手続きを行う場合でも、開催委員会との連絡は出品者本人とします。
- 梱包材に未熱処理木材(木箱)を使用しないでください。木材を使用する場合は「熱処理または燻蒸証明」が必要になります。開催委員会宛に送付可能であっても、返却時に同一木材(木箱)を使用するには再度「燻蒸処理」が必要になり、この手間と経費を開催委員会では負担することができないのがその理由です。(但し合板の使用に関してはこの限りではありません。)
- 中国、アメリカおよび個人輸入規制の厳しい国からの送付作品は EMS にて返却します。よって、梱包は各国の EMS で送付可能なサイズに収めてください。
- 関税関係の法令および他令法、ワシントン条約等によって、動植物性の素材を使用した作品は期間内に通関できない場合があります。加えて、返却時に日本側の通関ができない場合、受取側での通関ができない場合、受取側の通関時に費用が発生する場合があるので、注意してください。
③結果発表と通知
本審査の結果は、本ウェブサイト上で発表します。受賞者のみにメールで通知します。
④講評会
本審査会当日に、審査員による講評会を開催します。時間、会場等の詳細が決まり次第本ウェブサイトに掲載します。
①展示
本審査通過作品は、原則すべて「第6回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」にて会場展示します。ただし、出品規定に則していない等の場合は、展示対象にしません。
②図録
本審査出品作品を掲載した展覧会カタログを発行します。展覧会カタログは、出品者全員に1人(グループ・団体)につき1冊を贈呈します。
③出品作品の管理
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出品作品には、作品受付後から返却までの期間中、開催委員会において保険を付与します。開梱・展示等の作品の取り扱いは開催委員会の指定する専門業者が最善の注意を払い行いますが、天災地変等の不可抗力事由による損害は賠償責任を負いません。
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出品作品の保険付保額算定のため、必ず作品価格を設定ください。
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作品にかかる知的財産権は、すべて出品者本人に帰属します。但し、知的財産権の使用に関しては、以下のとおりとします。
- a.開催委員会および地方公共団体等の公的機関が広報活動や展示を行う場合、出品作品の知的財産権を使用することができるものとします。
- b.出品者が提出した作品画像は、展覧会カタログ、ポストカード、ポスター、チラシ等の印刷物および広報物を制作する場合、ウェブサイトやSNSでの広報掲載等に使用することができるものとします。
- c.使用期間については、特に制限を設けないものとします。
- d.提示された作品画像に関して、その使用目的以外のいわゆる営利を目的とした使用が想定される場合は、使用希望者と出品者の双方で協議するものとします。
- e.受賞・入選作品については、開催委員会で再撮影して使用する場合もあります。
- f.会場における模写・撮影は、報道や開催委員会が記録用として行う場合以外は原則として禁止します。
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いかなる理由があっても、会期終了まで作品は返却できません。
④作品の返却(国内)
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展示終了後、開催委員会が委託する運送業者によって返送します。作品は、開催委員会が指定する専門の美術品梱包業者により厳重に梱包し返送しますが、万一開封後破損等の事故があった場合は、作品到着後14日以内に配送した運送業者に申し立ててください。開催委員会では、事故確認ができませんので対応できません。
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国内居住の出品者への作品返却については、返送料および保険料は出品者の負担です。但し、梱包に係る経費は開催委員会で負担します。展覧会終了後、登録メールアドレス宛に輸送費の見積金額が送付され、後日改めて請求書送付がありますので請求先に入金してください。入金確認後、返送手続きを開始します。入金が確認できない場合は、作品を相当期間保管した後、廃棄します。
⑤作品の返却(海外)
- 海外居住の出品者への作品返却については、出品者在住国の国際空港までの諸経費のみは開催委員会が負担します。
- 出品者の国の通関および国際空港から戸口までの経費は、出品者負担です。
- 出品者の国の通関および国際空港から戸口までの経費負担を拒否し、作品を返却できなくなった場合は、その場で作品を廃棄することになります。あらかじめご了承ください。
- 海外居住の出品者で、返送先が日本国内である場合は、返送料および保険料は受取人の着払いになります。開催委員会が、作品受け取りの際に通関料や日本国内における輸送料を負担していた場合は、その経費を受取人に請求することもありますのでご了承ください。
- 出品者が返却を拒否する場合は、作品を開催委員会にて廃棄します。出品承諾時にその旨を同意してください。
- 作品の返却は、展覧会終了後概ね2ヶ月半後です。
質問は、金沢・世界工芸トリエンナーレウェブサイト内のお問い合わせフォーム、E-mail、書面またはFAXにて受け付けます。対応言語は、日本語または英語です。質問者の国名不詳のため返信できない場合があります。国名は必ず明記してください。
- 長い文面の質問にはお答えできません。A4版1枚までとします。
- 質問には事務局内部で審議の上回答します。質問を受け取ってから回答するまでに1週間~2週間かかりますのであらかじめご了承ください。
- 電話での問い合せは応じません。
- 審査は審査員によって厳正に行います。審査結果、入落選の理由等の問い合わせには応じません。
ウェブサイト:https://www.kanazawa-kogeitriennale.com
E-mail:apply,kanazawa-kogeitriennale.com
FAX:076-237-2299
宛先:920-0211 石川県金沢市湊4-48
金沢・世界工芸コンペティション受付係 宛